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WIN-Labについて

設立趣旨

早稲田イノベーション研究所(Waseda Innovation Laboratory: WIN-Lab)は、イノベーションの創出プロセスとその背後にあるメカニズムに関する高度な研究を推進するために、2018年4月に設立されました。その最大の特徴は、イノベーションの創出現象に対する多層的な理解を志向している点にあります。

これまでイノベーション研究は、個人やチーム、企業、産業、国家といった多様なレベルで分析を進め、多くの知見を生み出してきました。しかしながら、その一方で、それら各レベルの知見を統合する試みは、これまで十分には行われてきませんでした。イノベーションの主体となる個人やチームが所属組織からの影響を受け、その組織はより広い社会制度からの影響に受け、その逆もまた然りというように、イノベーションの創出プロセスでは多層的に相互作用が展開されます。したがって、イノベーションの創出現象に対する理解を深化するためには、ミクロからマクロに至る各レベルでの分析だけでなく、それら各レベル相互の影響を射程に収めた分析が必要になります。

こうした問題意識に基づき、WIN-Labは、分析レベルの異なる4つのプロジェクトを同時並行で推進し、各プロジェクトの知見に基づいた横断的な分析を行うことで、イノベーションの創出を促進もしくは阻害する要因を多層的に探求していきます。各プロジェクトは、それぞれの分析レベルに合わせて、経営学のみならず、心理学や経済学、経営工学といった学際的な視点からイノベーション現象に接近していきます。WIN-Labは、さまざまな組織を分析対象とし、特に定量的な分析に重点を置き、その成果を国内外に発信していきます。